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数秘とカードとアロマをお供に癒し道を今日も行く、セラピストchioriのブログ


by chori-k11
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身体が「ノー」と言うとき

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身体が「ノー」と言うとき_c0144260_322390.jpg


11月になりました。
街が色づくいい季節です。

写真は京都・岡崎での今年初の紅葉。
京都の街中では一番早く紅葉したーと感じる場所だな、
と思っています。
今日もすでにこんなにきれいでした。

11月に入ってすぐに、換気扇・ガスコンロ・冷蔵庫の
大掃除をしましたっ。

前から、
年末にこんなことに時間取るのはもったいないなー、
大掃除は季節がいいときに気持ちよくやればいいんじゃないのかなー、
と思いながら、二十数年来ましたが、ようやく。

パターンを変えると、全体が変わるので、
このことがまた何につながるかなーと楽しみです。

今、「身体が『ノー』と言うとき」~抑圧された感情の代価~
と言う本を読んでいます。
(ガボール・マテ著 伊藤はるみ訳 日本教文社)
あー、慌てて読まないでくださいね。
すごく興味がないと頭に入ってこない難しい本です。

ノーが言えるようになろう!
というのは、結構言われてきていることかと思いますが、
そこは、そう言われて簡単に変えられるほど、簡単じゃないものなんだ、
と改めて考えさせてくれる本です。

私なりの解釈になりますが、小さい時の環境によって、
普通は普通に口にしていいこと、持っていい感情を
口にしてはいけない、感じてはいけない、と、自然に、
あるいはしつけや、ある出来事を通して、深く学んでしまい、
言わない、感じない、が当たり前になってしまう、
それが抑圧と言うものですね。

周りもそれをよしとするので、
ずっとずっとそれが自然な状態みたいに大人になるわけです。

それはその人の人格ということにもなります。
そういう性格、そういう生き方の人、
本人もそれでいいと思っていることだったりする。

それが、少しずつストレスを溜めていって、
どこかの時点で身体がもう無理ーって爆発するんですね。

それが病気というものだ、と言ってるんだな、と思いました。

病気は何かのサイン、とはよく言われるけれど、
こういうことのサインとはわからない。

働きすぎだった、気の使いすぎだった、
そのくらいのことには気づくでしょう。

でも、どうしてそこまで働く人になってたの?
どうしてそこまで気を使っちゃうの?
と言うところは、なかなか気づけないし改善できないところなんですね。

例えば、自分には合ってない気がするなー、と感じても、
これ、身体にいいのよ、とお見舞いをもらえば、
一生懸命飲んでみる、死ぬまで、
と言う笑えない極端なケースもあります。

抑圧と言うのは、本人が気づかないもの、
そうなんです。
そして、わざわざ掘りおこして探し出すのもどうか、と言うのも、
最近の方向です。

じゃあどうすればいいの?
いっぱい言われていることはあるだろうけれど、
ほんとに、どうすればいいの?

そこはもっと研究したいところです。

私なら、とりあえずこういうことを書いて発信してみる、
と言うのもひとつですし、

何か、自分は度が過ぎている気がする・・・
と言うものがあるのを感じたら、
ちょっとゆるめてみる、ことにトライしたり、
そういうことを、信頼できる人に話してみるのもいいかも。

状態を話すだけで、ちょっと変わってきます。

私が育った環境には、すごく禁止事項と方向付けがあって、
そのためにすごくしんどい私が出来上がって、
そこを改善するべくずいぶんやってきたし、
変われたこともたくさんあり、確かにそれに比例するように健康になりました。

でもまだきっと抑圧されたものは、さまざまあると思います。

でも、完全である必要はないし、とりあえず今はこれで(笑)

度が過ぎるほど、
我慢強かったり、他者を立てていたり、自分の気持ちが言えなかったりする方は
身体に注意を向けていてくださいね。
ひどいことにならないうちに、身体のサインを感じてください。

どこが度を過ぎてるのかわからない人は、
利害関係のない信頼できる人に聞いてみてください。
きっと周りの人は感じていますよ。

度が過ぎていなければ、それも個性と言うことで♪
by chori-k11 | 2012-11-04 23:58 | 伝えたいこと