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会うべき人に会いたくて serudeza.exblog.jp

数秘とカードとアロマをお供に癒し道を今日も行く、セラピストchioriのブログ


by chori-k11
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叔母の葬儀では、

たくさんの親戚と顔を合わせましたが、

母は声に張りがあり、

93才とは思えない速さで、

キッパリした物言いをするので、

一瞬は、変わらずお元気だなぁと感じさせたと思います。

高齢者ですから、服装については私に責任がある感じがあるのですが、どう思われているかも気にならず、ただただ母の全てを観察していました。

一泊二日を過ごしていると、昔の話が噛み合わなかったり、相手の名前を間違ったりで、

だんだんに、他の方にも、あーそういうことかー、

という空気が広がっていきました。

結果的に親戚と会ったのは、この時が最後となりましたが、

とりあえず元気な母に会ってもらえて、

母も会えて、

これもギフトでした。


葬儀から戻り、

私は、母との距離を切り替え、

世話をする、というスイッチを入れました。

ハラを決めないといけません。


先ず急がないと、と感じたのは、お金の管理です。

自分のお金がどうなっているのか、

何も分からなくなっていて、

どこから何が引き落とされているのか、

毎月どれだけ収入があり、

どれだけ生活費がかかっているのか、

そこから聞き出さなくてはいけませんでした。

通帳もキャッシュカードもどこにあるか分からないと。


ヘルパーのサービスも拒否して、

絶対誰も家にあげない母でしたが、

全ての通帳の再発行は大変なので、

留守に、置くならこの辺りのはず、

というところを探しましたが本当に見あたりません。

家の整理整頓は、とっくに無理になった感じで、

雑然としているので、

私は諦め、再発行の手続きに入りました。

通帳もなく、ハンコもなく、

本人の返答もあやふやで、

私は結婚して姓が変わっているので、

娘であることを証明するところからで、

その娘が再発行を依頼するわけを、

銀行に理解してもらうこともしないといけないので、

これは本当に一苦労で、

時間もかかりました。


ただ、

私に世話になることなど全く考えていなかった母が、

物言いは上から命令口調のままですが、

面倒をかけて悪いねえ、

という態度ではいてくれて、

助かりました。


変なことを言っているようですが、

本当に私に対しては、

指摘と指導しかなかったので、

それがこの手続きの間無かったことは、

大きな救いだったのです。


新しい母の通帳に記帳をすると、

2ヶ月ほど前までは、きちっと管理されていて、

お金の流れもすぐ分かり、

振り込みや引き落としは3つの銀行に分かれているのに、

数ヶ月は残金で回るようにしてあって、

まだどこにも残金不足が起こっていない。

自分が分からなくなることが分かっていた、

そんな気がしました。


これはこの後も最期まで、

どんなことでも、

自分では少し先が分かって、

母なりの準備をするんだな、

と思わされたことが多く、


認知症と、

そういうことが分かることは、

きっと違う機能なのだと思いました。


1ヶ月に渡った金融関係の手続き作業で、

母も、

娘の助けが必要だと少しは思ってくれたようで、

新しい関わり方が自然と決まって行きました。


つづく




# by chori-k11 | 2019-11-06 07:30 | ある出来事

ずっと距離を取っていた母との関係が、

これから変化するんだろうな、と思わされたのは、

2017年の1月、約3年前のことでした。

私は、正月にも会わなくなっていたのですが、

お正月に母に会った方から、

認知症が急に進んでいるみたいだ、言ってることがおかしい、と連絡がありました。

一人暮らしをしているので、

直ぐに会って確認をするべきなのはよくわかっているのですが、

距離をとっている自分が、

急にその事実を目の当たりにしたら、

どうなるだろう、

そのあと、何が待ち受けているんだろう、

と思うと怖くて、

毎日お弁当の配送や週2日のデイサービスで、

安全確認は出来ているのをいいことに、

先延ばしにしていました。

でも、私についている神様は、

向き合うべきことに対しては必然的にそうなるように、いつもベストなシナリオを用意して、

逃げさせてはくれません。

その数日後に母の妹が亡くなったのです。

私の方にいとこから連絡があり、

母にも言わなくてはならず、

「おばさんが亡くなったって。お通夜と葬儀に行くけどどうする?」

と電話をすると、

即座に「私も行く!」と返答があったので、

なんだ、大丈夫やん、とホッとして、

翌日迎えにいく約束をしました。

叔母は奈良に住んでいるので、

高齢の母に連日の通いは難しく、

服装は喪服で、

泊まる用意をしておくように伝えました。

迎えにいくと、

紺色の少し光沢のある、襟ぐりが大きく開いた薄手のブラウスを着ていました。

真冬の服装ではありません。

下は黒いズボンです。

「喪服って言ったでしょう」

と普通に言ってしまって、

「そうやん、だからこれでいいやろ」

と答える母に、

あー、これが急に進んだということか、

と理解しました。

少しやり取りをしましたが、

それで間違いないと思っている母に着替えさせるのが難しく、

とにかく行くことを最優先に出発しました。

道中、車の中の会話で、

認知症が急に進んだという実態を、

次々に確認することになりました。

亡くなった人も、

母の頭では二転三転し、

妹が亡くなったという理解が持続しません。

悲しみも感じられず、

こういうことかー、と、何度も噛み締めました。

これから起こりそうないろんなことが、頭を駆け巡りました。


その頃、

私は「ありのままで最高の人生を」を脱稿し、

校閲も終わって、

あとは出版を待つばかりという時期に入ったところでした。


本当にうまくプログラムされていたと思います。


つづく





# by chori-k11 | 2019-11-05 21:16 | ある出来事


ご存知のように、
私は
2017年に本を出版しました。

その本は、このブログを見てお声かけを頂いたもので、

このブログに書いていることに加筆して、

スピリチュアルな視点から、

幸せに生きていくコツについて、

体験に基づいて身につけていった考えを紹介する、

というのが、当初の企画でした。

企画から執筆計画を立てた時までは、それは順調で、

あっという間に書き上がりそうに思えました。

でも実際は、丸2年を要しました。


幸せな生き方に目覚めた体験を書こうとすると、

必ず、幸せに生きていなかった頃の記憶が蘇るのです。

そこには必ず母の存在があって、

書こうとすると過呼吸になるような異変が起こりました。

追体験による身体の異変。

セラピスト歴17年、

すっかり親との問題は片付いたつもりでやっていたので、

ショックでした。

何も片付いてなどいない、

うまく抑圧し、

日々に障りがなくなっただけだったのかと。


その結果、
私はこんなにも母に支配的され、

自分らしく振舞うことなど一切許されなかったから、

自分らしさがわからず、とっても大変で、

そこから脱出するために、いろんなことに取り組んできた、そして本当にそこから抜け出すことができた、

という構成でないと、この本が成立しないと思うようになったのです。


それは編集の方にも了承していただき良かったのですが、書き出すと必ず身体の異変がやってきました。

でも、ここを通らないと本物にはなれない、

それだけは明白でした。


今回、母の介護と看取りを通して、

一番よかったと思ったのは、

そんな思いをしても、本を書きあげたことです。


そこを超えたことで、私の中の母へのネガティブな思いは、すっかり溶けていました。

母と接しながら、常に、

今、母に対してどうしてあげることが、

母にとっての幸せなんだろう、

と思うことができたのは、

私自身にとってかなり幸せなことでした。


自分自身は愛のあるサポートなど受けてないのに、

何故私の方はこんなことをしないといけないのか、

なんて被害者意識を持ちながら、
犠牲的に義務的に接していたら、

すごく苦しかっただろうと思います。


本を書くことになった時から、

母との幸せな最後へのシナリオが、

始まっていた気がします。


つづく


# by chori-k11 | 2019-11-01 21:07 | ある出来事

今年もあと2ヶ月となりましたね。

本当に早いです。

今年はお知らせ以外、

全くと言っていいほどブログを書けませんでしたが、

その理由となった母のことを、これから何回かに分けて書いておこうと思います。

≪密かに≫ブログ再開です。


なぜ≪密かに≫かと言うと、

自分の記録として、

残しておきたい気持ちが強いからです。


今年に入ってすぐに母が体調を崩しました。

ずっとすごく元気だったので、

その時から嫌な感じがありました。

11月の末には、

全く自覚症状が出ていないものの、

末期ガンであることも宣告されていました。

2月のかかりに入院をして、

そのままずっと入院をさせてもらい、

(退院をさせられなかったという意味です)

724日に亡くなりました。

95才でした。

そして、昨日1030日が百箇日でした。

四十九日が過ぎたら平常に戻れるかな、

と思っていたのですが、

そこではまだそういう感じにならず、

最近になってようやく、

さぁ、そろそろ次に進まねば。。。、

と思えて来たので、

百箇日を終えたのを機に、

ブログで整理をすることから始めようと思いました。


発信と言うより私の記録なのですが、
それでもお付き合いしていただければ、

とてもうれしいです。


よろしくお願いします。


ちおり


# by chori-k11 | 2019-10-31 18:44 | ある出来事

 数秘で見る「令和」 & スペシャル企画のお知らせ_c0144260_06371115.jpg

お久しぶりです。

今年は予想外にいろんなことが起こり、

ブログを書くタイミングも見つけられないまま、

あっという間に4ヶ月が過ぎていました。

時々息切れはしてますが、元気です。


さて、いよいよ、元号が変わり、

「令和」という新しい時代が始まりますね。

どんな時代に?との街頭インタビューでは、

ほとんどの人が平和で安心して生きられる時代に、

といった意味のことを答えておられました。

世界のどこかで起こり続けているテロや紛争、

地震や水害等の自然災害。

みんな思わず平和と安心と口にせずにはいられないくらい、

何かの危機感を感じて生きているのだと思います。

数秘で「令和」を見てみると、

あくまで私のリーディングですが、

キーワードは、

愛、思いやり、責任、調和、直感です。

荒々しいものは全く感じられません。

自分のことだけを考えたり、

儲けることだけに走ったりする時代ではなさそうです。

世界も地球環境もうまく調和してゆくために、

この時代を生きる一人として、

思いやりと責任を持ち、直感も使って、

今までとは違う時代を作って行けたらと思います。

ということで、

私的には令和にすごく期待が膨らみます。


そのために、私は何が出来るのか、ですが、

その始めとして、

GWのラスト3日間(5/45/55/6)で

「令和をスタートするあなたへのメッセージ

〜令和の歩き出し方〜」

と題して、7枚のフライングバードというスプレッドによる

スペシャルカードセッションを企画いたしました。

今起きていることを踏まえて、というのもいいですし、

全く真っ白で、というのもいいと思います。

ここからの進み方を一緒に見てみませんか?

直感的にやってみたい、と思った方、ぜひお越しください。

10名くらいの方を予定しています。

どなたが来てくださるのか、楽しみにお待ちしています。


※GWは、この3日間のスペシャルセッションの他、

30日、1日は通常のご予約お受けできます。

29日、2日、3日は詰まっています。


(詳細)

スペシャルカードセッション

「令和をスタートするあなたへのメッセージ

〜令和の歩き出し方〜」


日時 : 令和元年 5 4日(土)5日(日)6日(月)

10 13 16 18

(セッション時間は90分です)

料金 : スペシャル料金 通常の半額 3500

(別に、カードでみたいテーマがある場合はプラス1000円、

セッションも必要な場合はプラス2000円)


お申込み・お問い合わせ:

メール、LINEfacebookメッセンジャー、予約フォーム(右上にあり)など、

お好きな方法でご連絡ください。

件名、あるいは最初に、

「令和カードセッション申し込み」とお書きください。

前日まで受付けいたしますが、出来る件数が限られていますので、

お早めにお申込みください。


場所: ちおりのセラピールーム

(京都 河原町丸太町より3分)





# by chori-k11 | 2019-04-28 16:00 | お知らせ